雪室ゆらか 鮮度ボトル200ml
新潟県産丸大豆、国産小麦、国産食塩を使用。火入れ(加熱処理)を行わず、精密ろ過で酵母を取り除くことでまろやかな味に仕上げた「生しょうゆ」を、雪国の天然冷蔵庫といわれる「雪室」(ゆきむろ)で一休みさせ、落ち着かせてからボトリングさせたお醤油です。
醤油の酸化を防ぐ密封ボトル使用で、新鮮なしょうゆをいつでも楽しめます。
(写真は越後雪室屋ホームページより)
雪室とは・・・
雪の力で冷やした天然の冷蔵庫で食品を保存する雪国古来の知恵。
室内は温度・湿度の一定した環境で、電気振動がなく光や乾燥による食品への影響が少ない為、鮮度を保ち美味しさを向上させると言われている空間です。
雪室の特徴
①1年を通じて、一定した低温・高湿度環境が保てる
雪室の内部は、35℃の真夏であっても-8℃の真冬であっても通年温度が一定となります。
雪室の構造によっては0℃の雪室 5℃の雪室等の違いはありますが、温度のゆらぎがありません。
冷蔵庫は平均温度を保つためにサーモスタットが起動し、温度のゆらぎを起こします。
その温度差により食品の細胞が傷みやすくなり、美味しさの維持に影響があるといれてております。
②振動・光による影響を受けないストレスフリーな空間
雪室は自然エネルギーである雪を活用するため、電気の振動がありません。
また冷蔵庫のような開け締めによる光の振動、湿度の振動もうけません。
この外部からの影響を受けない状態を「静置(せいち)」といい、静置状態での保管がよい熟成をすると言われています。
③自然との共存、雪エネルギーの活用
雪室は雪を再利用する自然リサイクルエネルギーです。
雪は生活をしていく上で厄介なものですが、雪国新潟では「利雪=雪を利用し共存する」という考え方が発展してきました。50年ほど前に電気冷蔵庫の発展により廃れかけた雪室は、エコの意識の高まる現在、大きくみなおされてきています。
雪を1トン利用することで、石油を10リットル、CO2を30kg削減すると言われています。
*雪室ゆらかは醤油(醸造物)の為、雪室で寝かせる事による科学的根拠は数値化できませんが、雪国の知恵である雪室を活かした商品づくりを行う越後雪室屋のコンセプトに共感し、商品化されたお醤油です。
越後雪室屋ホームページ
http://www.yukimuroya.jp/yukimuro.html